無料でHD容量不足を解決!MacbookでPC内の全てのデータを削除して出荷時の状態にリセットする方法
みなさんこんにちは!エンジニアの高澤です!
今回は、恥ずかしながらエンジニアであるわたくし筆者が2年以上悩まされ続けていたMacbookのハードディスクの容量不足の解決方法について、同じ失敗をしてほしくないという意味でも皆さんへ共有していきたいと思います。
当記事の内容を読んでいただければ、「Macbookでハードディスクの容量がいっぱいでPhotoshopなどがメモリ不足ですぐに落ちてしまう」問題や、「普通にPCを起動している中で急に動作が遅くなって仕事どころじゃない」などの問題解決につながるかと思います。
また、ハードディスク容量不足問題の解決にはPC修理屋さんに出してお金払わないといけないのかな?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、当記事の手順で進めていただければ無料で容量不足を解決することができます。
ただし当たり前ですが、注意点として、PC内のデータがすべてリセットされて削除されてしまうなどがありますので、そこをしっかり確認した上で進めていただければと思います。
その辺にできる限り配慮して解説いたしますので、よろしければ当記事をご活用ください。
当記事で解決すること
当記事で解決することは、皆さんがお使いのMacbookのハードディスクの容量不足です。
例えば下図のようにハードディスク(Macintosh HD)の状況を確認したときに、データの内訳として「アプリケーション」「システムデータ」「MacOS」「書籍」「ゴミ箱」「デベロッパ」など、PC内の様々なデータがそれぞれどのぐらいの容量で存在するのかが視覚的に確認できるかと思います。
上記はMacbook画面左上の「アップルアイコン」をクリックして「システム設定」→「一般」→「ストレージ」で確認できます。
ちなみに2024年12時点での解説になりまして、macOS Sequoia(マックオーエス セコイア)を前提としておりますので、もしかしたら皆さんがご覧いただく時点で多少UIが変わっているかもしれませんのでご了承ください。
当記事で解決すべき困ったパターンとしては、下図のように何かしらのデータが過度にいっぱいになってしまい、容量不足が故にPCの動作が重くなってしまうという問題を解決することを想定しています。
筆者の体験談としては、異常に「システムデータ」がいっぱいになってしまい、AdobeのPhotoshopや Illustratorを起動しても操作しても、ハードディスクの容量不足が故にすぐにメモリが不足してしまい仕事どころじゃない状態となっておりました。
そこで、今回解説するPCのリセットを行うことで解決したので、過去に筆者が知った解決方法をおまとめして皆さんへ共有という運びとなりました。
PCをリセットして容量不足を解決とは
当記事でいう「PCをリセットして容量不足を解決」とは、「PCを出荷時の初期状態に戻す」ことをいいます。
つまり、PC内のデータをすべて削除して初期状態にすることで、ハードディスクの容量不足を解決することをいいます。
こちらの認識を合わせていただいた上で当記事の作業を進めてみてください。
筆者がこれまで試したこと
筆者はハードディスクの容量不足解決として「システムデータ」を削除しようと色々試みましたがなかなか解決しませんでした。
そのため、やむをえずPCのリセットをする形になりましたが、結果的にPCの動作も軽くなり
参考程度に以下に試してうまくいかなかったことをあげさせていただきます。
- ゴミ箱内のデータの削除
- アプリケーションのアンインストール
- PC内にあるキャッシュの削除
- Finderの書類やダウンロードに残っているデータの削除…など
上記内容でいずれを試してもダメそうであれば、当記事で紹介するPCリセットは検討してみてもいいかもしれません。
当記事での方法を利用すべき場面
当記事でのPCリセット方法をすべき場面としては、以下があげられるかと思います。
- キャッシュデータなどPC内のありとあらゆる不要なデータを消しても容量が空かなくて困っている
- PC内のデータ(エクセルなどのデスクトップアプリや保存ファイルなど)は全て消してしまってもいい
- 修理屋さんなどへお金をかけたくない
- PCについて一定の知識がある
上記のような場面で当記事で解決するPCリセッする方法はお役に立てる可能性があるかと思います。
「PCについての一定の知識がある」については、当記事での作業内容がどんな作業になるのかざっくりでもイメージができるかどうか、また作業後にまたどういう作業が必要になるのかがイメージできる方のことを言っています。
必ず、訳がわからずなんとなくPCのリセットはしないようにしてください。
当記事での注意事項
当記事の内容通り進めてPCをリセットしていただく前に必ずご確認いただくべきことがあります。
必ず以下のことについて、いずれも問題がないかご確認ください。
- PC内のデータが全て消えても問題ない
- PCリセット後に必要なアプリのセットアップなどがイメージできてる
- バックアップが取れている
上記のように、まずPC内のデータが全て削除されるのでこの点について必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、PCをリセットする前にバックアップをとっていただくことも強くおすすめいたします。何かあったときに本当に助かるので、特に理由がなければ必ずバックアップはとりましょう。
また、PCをリセットした後にやるべきことがちゃんとイメージできるかも確認しておきましょう。例えば、Chromeをインストールした後にログインできるか、そのほかアプリをインストールした後に使える状態にセットアップができそうかなどをしっかりイメージできるようにしておきましょう。
そういう意味では、ChromeなどのブラウザやSNSなどのアカウント情報、また、エクセルやPhotoshopなどのデスクトップアプリのログイン情報やレンタルサーバーなどのクラウドサービスのログイン情報など、控えておくべき情報は必ずバックアップをとっておきましょう。
なお、大変恐縮ですが、何か問題があった場合にこちらでは一切責任を負うことができませんので、ここでの注意事項について事前に必ずご確認いただくようお願いいたします。
Macをリセットする方法
それでは早速Macをリセットする方法について手順を解説いたします。
まずはMacのデスクトップ画面左上の「アップルアイコン」をクリックしてください。
クリックしたら、下図のようにポップアップが開くので「システム設定」をクリックしてください。
次に、「一般」をクリックしてください。
クリックしたら「転送またはリセット」をクリックしましょう。
クリックしたら「転送またはリセット」という設定画面が開くので、「すべてのコンテンツと設定を削除」をクリックしてください。
クリックすると、下図のようにPCのIDとパスワードが求められるので入力して「ロックを解除」をクリックしましょう。
すると、下図のように「すべてのコンテンツと設定を消去」という画面が開くので、内容をしっかり確認しましょう。削除される内容がここで確認できます。
確認したら「続ける」をクリックしてください。
クリックしたら、「すべてのコンテンツと設定を消去」をクリックしてください。
するとアップルのロゴが中央に配置された黒い画面になって、PCのリセットが開始されます。
しばらく待つと、下図のようなセットアップ画面が表示されるので、画面に従って進めてください。
セットアップの作業が完了すると、下図のように「ようこそ」の画面が表示されてPCが起動します。
起動した後のハードディスクの状況を確認すると、下図のようになっています。
PC内の全てのデータが削除されてリセットされたので当然ですが、だいぶ容量が空いて状況が改善されているのが確認できるかと思います。
これでPCのリセットは完了です。お疲れ様でした!
あとは、ご自身のPCに必要なエクセルなどのデスクトップアプリのインストールなどを入れ直していただければと思います。
まとめ
今回は、エンジニアとして2年以上悩まされ続けたMacBookのハードディスク容量不足の解決方法を、同じ悩みを抱える方々に向けて共有させていただきました。
この記事を参考にしていただければ、「MacBookでハードディスクの容量がいっぱいでPhotoshopなどがメモリ不足で落ちてしまう」、「PCを起動中に急に動作が遅くなり、仕事が進まない」といった問題を解消できるはずです。
また、容量不足の解決方法に関して、修理に出して高額な費用を支払う必要はありません。この記事の手順を実践すれば、無料で問題を解決することができます。ただし、作業中にPC内のデータが削除される可能性があるため、事前にバックアップを取るなど、注意点をしっかり確認したうえで進めていただければと思います。
以上、少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。問題解決の参考にしていただければ幸いです。
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